遺品整理・株式会社 絆(きずな)

株式会社 絆 / 峰本和彦さん

今回は赤堤で遺品整理事業を展開されている株式会社「絆(きずな)」の峰本和彦さんにお話を伺いました。
起業されてから4年目にあたる昨年(2016年)11月に法人化し、さらなるスタートを切り躍進を続ける峰本さんに熱く語っていただきました。

1.営業内容を教えてください。

遺品整理、生前整理を中心に、部屋のクリーニングや現状回復のための工事などをトータルに行っています。
事故物件などもありますので、産廃業者でもあまりやりたがらない分野ですし、整理・回収の後の特殊清掃は別会社への発注が多いですが、そこを私の会社では一括して請け負っています。現状回復作業のための現場の把握がしやすく、低価格で提供することが可能になります。

2.「遺品整理」、「生前整理」とはあまり聞きなれない仕事ですが、具体的にどのような内容になりますか。

遺品整理は、亡くなられた方が生前使用していた生活雑貨、家具、家電、貴金属類を分別し、整理・処分もしくは形見分けする作業です。
生前整理については、自分の死後に残された家族が相続問題などで苦労しないように、生前に自分や家族の財産・持ち物を整理しておくことです。
それらの物品については共に、お客様もしくは故人の想いが込められた品々ですので、その想いを大切に心を込めて整理させていただくことが私たちの仕事です。

3.起業された動機やきっかけは何ですか。

以前は大手の産廃業者に勤めておりまして、孤独死された方の現場を担当することがありました。そのような現場でも僕の場合は、縁起とか気にするタイプではないので、仕事は仕事と割り切って作業できるんです。その時ふと、このジャンルだけでもビジネスとして成り立つのではないかと思いました。人のいやがる仕事、人のやりたがらない仕事はビジネスとして成り立つと昔から考えていましたから、まさにこれは行けると直感で思いました。

4.営業活動はどのように行っていますか。

しっかりとしたホームページを業者に作ってもらいまして、コンサルティング会社にアドバイスをお願いしています。NewsページやFacebookなどは自分で更新したりと宣伝に努力していますが、ネットでの営業結果はまだまだですね。
やはり既存のお客さんからのご指名が多いです。またそこから別のお客様をご紹介頂く場合もあって、そういったご縁を頂くことはとても有難いですね。

縁、人との結びつきはすごく大事にしています。
一度喧嘩別れした人や会社には二度と会いに行きづらいというのが普通だと思いますが、僕の場合はひょっこり顔を出したりするのも平気です。そこからまた縁がつながる場合がありますし。それでだめだったら本当に縁がないわけで、もしくはそこまでして行きたくはないと思うのであれば、それは縁がないんだろうなと思います。
会社名を「絆」にしたのも、人との結びつきを大切にしたいという想いが込められています。

5.うまくいかなかったことや試行錯誤されていることはどんなことですか。

失敗は数限りなくありますので、いちいち気にしたりしないようにしていますが、先日も学校の緞帳を掃除していた時に誤って破いてしまい、弁償に○百万かかりました(笑)
遺品整理ではあまりクレームになったことはありませんが、以前応援で頼んだスタッフが物品の多さに愚痴をこぼして、それをお客さんに聞かれてしまったことがありました。お客さんはご自身で処分できなくて依頼したのに、愚痴を聞いていい気持ちはしませんよね。後でスタッフには、プロ意識をもってお客さんの気持ちを考えて行動するようにと注意を促しました。スタッフとは頻繁にミーティングを持って、作業手順の共有や精神的なケアのために意思疎通を図るようにしています。
失敗も成功のための薬だと思っていますから、仕事上で失敗はどうしても付き物です。それを繰り替えないように改善することが大切。スタッフにもそのように伝えています。

6.将来の目標や展望等を教えてもらえますか。

僕は目標に届く一歩手前で気をぬいてしまう悪い癖があるので、目標は果てしなく遠いところに設定しています(笑)
RPFという廃プラスチックと紙をリサイクルして作られる固形燃料がありますが、例えばカンボジアはゴミ大国といわれていますので、そんな国々でゴミをリサイクルしてRPFを作り、エネルギーに変える事業をやりたいですね。ロシアなど寒い地域では暖房に大量の燃料が必要ですが、それをゴミのリサイクルで供給していければ、環境問題にも貢献できることになります。
それは最終的な大きな目標ですが、近々の話としては行政の仕事を始めていく予定で、法人化はそのためでもあります。具体的には区に対して顔を売っていったり協力会社との連携を深めたりといった活動をすでに始めています。

 

峰本和彦(みねもとかずひこ)

徳島出身。
18歳で上京、ウェイター、ボクサー、板前等のさまざまな職業を経て産廃業者大手に就職。ドライバー担当として入社するも営業としての素質を見出され優秀な成績を残し退社。2013年株式会社絆を設立、現在に至る。

株式会社 絆

〒156-0044 東京都世田谷区赤堤1丁目3-15-103
TEL:03-6796-2955
フリーダイヤル:0120-86-86-56
http://ihin-kizuna.com